コラム COLUMN
歯みがきの効果的なタイミングは「就寝前」!
こんにちは。
熊谷市村岡の「小林歯科医院」です。
「毎日ちゃんと歯を磨いているのに、むし歯ができるし、口臭も気になるし、悩みが尽きない……いったい、なぜ?」
もしかすると、歯磨きのタイミングや磨き方を間違っているからかもしれません。
せっかく歯磨きを続けるからには、効果を実感したいものですよね。
むし歯ができるお口の中の仕組みや、大事なが磨きのタイミングを知って、「効果を出せる歯磨き力」を身につけませんか?
歯磨きに効果的なタイミング(1)食後
食後のお口の中は、どんな状態でしょうか?
食事をすれば、お口の中に食べかすが残ります。
そのまま歯を磨かずにいたり、歯磨きが不十分だったりすると、食べかすに含まれる糖をエサにして口内の細菌が活発化し、歯垢が形成されます。
歯垢は、いわば細菌のかたまりです。なんだかネバネバしていますよね。それもそのはず。1mgの歯垢には、1億個以上の細菌が含まれているといわれています。
食後には、できるだけ早く歯磨きをして、歯垢を取り除くことが大切です。
取り残した歯垢が温床となり、むし歯菌や歯周病菌などを、ますます繁殖させてしまうからです。
「寝る前の歯磨き」が、一番大事にしたい歯磨きのタイミングです。
なぜなら、寝ている間は唾液の分泌が激減し、お口の中は1日の中で最も細菌が繁殖しやすい環境になるからです。
そこで、寝る前に丁寧に歯磨きを行い、できるだけ口内の細菌数を減らしておく必要があるのです。
食後の歯磨きはもちろん大切ですが、 1日のお口の汚れを持ち越さないよう、「寝る前にお口の中をリセット!」と、就寝前の歯磨きの徹底を心がけましょう。
ただ磨くだけではなく、1日1回以上はデンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯ブラシ1本では届きにくい歯間の歯垢を取り除くことができます。
食後の歯磨きができないときは?
どうしても、食後の歯磨きができないときは、食事の後に水を飲む、口をすすぐ、うがいをするなどの方法で、食べかすをできるだけ洗い流しましょう。
ノンシュガー・キシリトール100%のガムを噛むのも、将来的に、むし歯菌の増殖を抑える口内環境に変えていける効果が見込まれます。
歯磨きの方法やお口のケアに関することなど、わからないこと、疑問に思うことなどございましたら、小林歯科医院までお気軽にご相談ください。
私たちと一緒にお口の健康を守っていきましょう。
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