
コラム COLUMN
子どもが「むし歯になりにくいおやつ」の選び方
こんにちは。
熊谷市村岡の「小林歯科医院」です。
お子さんがむし歯にならないように、「おやつはどうしよう?」「歯磨きをしないと!」など、あれこれ毎日がんばっている保護者のみなさま。おつかれさまです。
それでも、むし歯はできてしまうときがあります。
「もうむし歯ができてしまった…!」というお子さんも諦めないで。しっかり治療をした後は、これからはむし歯にならないために、むし歯になりにくいおやつを選びましょう。
砂糖たっぷりのおやつがむし歯になりやすいのはもちろんですが、口の中に食べ物がある時間の長さもポイントです。
おやつは、口の中にある時間が短いものを選びましょう。
また、唾液がたくさん分泌するおやつを選ぶことも大切です。
唾液には歯を強化する作用や抗菌作用などがありますので、唾液をたくさん出すことができると、むし歯予防に役立ちます。
唾液の出やすさは、むし歯になりにくいおやつを選ぶコツのひとつになります。
主にこの2つを考慮して、おやつを選びましょう。
■むし歯になりにくいおやつ
□ 糖質が少なく、口の中に残りにくいもの。
野菜(温野菜、野菜スティック、干し芋、スープ、スムージーなど)、フルーツ、牛乳やチーズなどの乳製品、ナッツ、おせんべいなど。
□ よく噛むことで唾液が出やすいもの。
するめ、小魚(アーモンドなどのナッツと一緒に)、りんごなど。
■比較的、むし歯になりにくいおやつ
□ 糖質が多いけれど、口の中に残りにくいもの。
アイスクリーム(トッピングに野菜やフルーツ、ナッツなどがおすすめ)、ゼリー、プリンなど。
■むし歯になりやすいおやつ
□ 糖質が多く、口の中に残りやすいもの。
クッキー、チョコレート、ケーキ、和菓子など。
■とてもむし歯になりやすいおやつ
□ 糖質が多く、口の中に残りやすい(歯につきやすい)、食べている時間が長いもの。
飴、キャラメル、チューイングキャンディ、甘いジュースなど。
おやつはだらだら食べないようにします。時間と量を決めて、長くても15分くらいでサッと食べ終わるようにしましょう。
おやつを食べている時間が長くなればなるほど、むし歯になりやすいからです。
食べる時間を短くし、食後は歯磨き・うがいをして、なるべく早く口の中をきれいにしましょう。
水分補給も忘れずに。口の中に残った食べ物のかけらを流すことができます。
ジュースやスポーツ飲料で水分補給をすると、だらだら食べと同じ状態になるため、むし歯になりやすいといえます。
水分補給は、糖質の少ないお茶や水が適しています。
むし歯になりにくい食べ方を身につけ、食事が摂れなくならないように気を付けておやつを食べましょう。
一度にたくさん食べられない子どもにとって、おやつは、「第4の食事」とも言われるくらい大切な栄養補給のチャンスです。
近年、カルシウムやビタミン類、食物繊維などの身体の成長に欠かせない栄養が不足している子どもが増えています。
そんな不足がちな栄養素を補えるおやつもあります。
食物繊維やビタミンはフルーツや野菜で、カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品で摂ることができます。
おやつを選ぶ時は、むし歯のリスクだけでなく、不足がちな栄養を補える食べ物を選ぶようにしましょう。
お子さまの歯やおやつのことで何か質問や疑問がありましたら一人で悩まず、お気軽に声をおかけください。
小児歯科の臨床を長く行ってまいりましたので、お子さまも安心して診察を受けていただけます。
当院を患者様の歯と健康を見守るパートナーとして、ご一緒に、大切なお子さまの歯をむし歯から守っていきましょう。
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